モクシー大阪本町(マリオットグループ)はビジネス利用可能か?SPGアメックスで宿泊(辛口注意)
マリオット・インターナショナルがてがける、ライフスタイルホテルMOXY「モクシー」。東京では錦糸町、大阪では大阪本町(堺筋本町)に同時オープン。マリオット系列では比較的安価という事で、ビジネス利用できるか、SPGアメックス持って宿泊してきましたのでレポートします。
ライフスタイルホテル MOXY「モクシー」
マリオット・インターナショナルがてがける、デザイン性豊かな最新のライフスタイルホテル「モクシー」(MOXY)。
アート、グルメ、そしてナイトライフ、すべてを体験できるのがモクシー大阪本町、 大阪の新しい注目スポットになっています、との触れ込みで、興味があったので仕事のついでに行ってきました。
比較的安価といっても、今回は平日だったので¥12,000円なり。琵琶湖マリオットの豪華な設備、ラウンジ、朝食がついて¥7-8,000円に比べると高い。日本の普通のビジネスホテルと比べても割高。
しかし、モクシーならではの良さもあるに違いない!
モクシー大阪本町へのアクセス
大阪の主要駅のひとつである本町駅近くに位置し、梅田エリアや大阪城、グルメとナイトライフで人気の心斎橋エリア、ショッピングが楽しめる難波エリアなどへのアクセスも容易で、大阪の都市を探索したいゲストにとって最高の遊び場です。
とホテルサイトに書かれているように、キタとミナミの真ん中です。
電車利用
- 地下鉄堺筋線「堺筋本町」17番出口から徒歩5分
- 地下鉄御堂筋線「本町駅」3番出口から徒歩10分
- 梅田駅まで12分、心斎橋・なんば駅まで10分
ビジネスでも、おそらく好立地といえば好立地。
(中途半端といえば、中途半端ですけど)
エントランス
本町駅から歩いていくと、10分ほどで(大阪人は歩くのが早いです)到着です。東京の錦糸町もモクシーもそうですが、紫というかピンクというか、独特のネオンが待ち構えています。
ちょっと、普通のホテルには見えない感じです(初めて入るのはちょっと勇気が必要?)
ロビー
ロビーラウンジは、とても開放的。ふつうのビジネスホテルとは大違い。スタイリッシュでセンス溢れる内装、木目調のテーブルやおしゃれな打ち合わせコーナーなど。
確かに、ちょっといいかも、という気分になっていました(笑)
スタイリッシュなモクシーデザイン
モクシーモニターと呼ばれる、入り口のモニター。スポーツ観戦とか、楽しめそうな雰囲気です。
ロビーコーナーのソファにも、猫のクッションなども。いたるところにある、モクシー独特の雰囲気やデザイン、装飾などが楽しめます。
効率重視の日本のビジネスホテルとは真逆のセンス。仕事帰りの頭をリフレッシュするのにいいかも。
チェックインの結果は?
フロント(といってもバーみたいなところ)でチェックイン。ホテルの従業員の方がいないと思ったら、バーの店員さんが対応してくれました。カジュアルさも売りなのかも。
マリオットのプラチナ会員だからといって、お部屋のアップグレードは望めません。そもそも、客室はそんなに種類はありませんし、どれも狭いです。
客室
- シークレットベース クイーン、19㎡
- モクシースリーパー クイーン、19㎡
- モクシースリーパー ツイン、20㎡
- モクシーシグネチャー クイーン、22㎡
- モクシーシグネチャー ツイン、29㎡
エレベーター
5階の部屋を案内されました。エレベーターの階数表示もおしゃれです。
とおもって、中に入ってびっくり!
このエレベーターの内装にはびっくりです。
5階に到着。エレベーターの扉が開くと、何かのポスターが見えました。
よく見ると、これまた紫ピンクで「5」の文字が。
おしゃれなんでしょうけど、もう少しわかりやすくしてくれてもいいなと思うのは、おじさんになったということでしょうか。
クイーンゲストルーム
コンパクトで デザイン性あふれるおしゃれなお部屋です。
シモンズ製の快適なベッドは寝心地がよさそう。
ベッド周りはこじんまりしていて、落ち着けます。
ですが、ぐるりと見渡すと、いろいろ驚きです。
ペグウォールやレインシャワーなど、おもしろく楽しめます。
サイドテーブル
レトロな黒電話のような電話が目を引きます。近代的でスタイリッシュなホテルにこの組み合わせ。面白い。
ピンク色の紙を食べているメモはさみ(グッズの名前がわかりません)も可愛いです。
イスとテーブル
ビジネス利用という事で、パソコン作業はできるのでしょうか?
ベッドの横には小さい丸いテーブルが一つ。椅子はありません。
椅子は、壁にかかっています!
大きなテレビの横に、椅子が二つ。
スペースを有効活用するためでしょうか。ホテルに入るとなにもない空間に癒されますが、これだけ壁にいろいろかかっているホテルは初めてです。
ハンガーも、クリーニングの袋も、起こさないでのドアノブにかけるものも、壁にかかってます。
ウオークインシャワールーム
入口入ったところの扉を開けると、お手洗いとパウダールーム、シャワールームがあります。
お手洗いはウォシュレットが付いたいます。海外だと高級ホテルでもウォシュレットではないので、これはうれしいです。
シャワールームも、黒とピンクのデザイン。かっこいいシャワールームとおもいますが、黒色はやはり落ち着かない感じです。
バスタブはありません。ゆっくりできないのは残念ですが、せまい3点ユニットにするより、潔いのかもしれないです。欧米の方はそもそも使わないので必要ないのかも。
ドライヤーもピンクですね。ミネラルウォーターは、黄色でした(笑)
インターコンチネンタルホテルみたいに、クロノボトルを置いたほうが統一感でるのに、ちょっぴり残念。
アメニティ
アメニティは写真のように、少なめ。気分は盛り下がります。
歯ブラシ、カミソリがあるので、必要最小限のものはあります。コーム、ヘアゴム、めんぼう、コットンのセット。やはり歯ブラシは白色が清潔っぽいな。
スリッパ
日本のビジネスホテルでは100%付いてくる、室内スリッパがありません。
こういうところは、海外のホテルをまねしなくてもいいのになと思います。
オープン当初はパジャマなどもなく、かなりクレームが来たそうで、今はお願いすれば出してくれます 。
館内設備
日本のビジネスホテルの規模からしたら想像できない立派な設備が整っています。
モクシーカフェ&バーは24時間オープン
カフェやドリンク、そしてオリジナルカクテルからフードメニューまで豊富にそろっています。わざわざホテルの外に出なくてもよいので、便利ですね。
ドリンク・フードはテイクアウトしてもいいし、ロビーラウンジスペースでワイワイしながら食べてもOK。
フィットネスジム
小さいけれど、フィットネスジムがあるのはさすがマリオット系列。 欧米のビジネスマンのように、運動して汗をかきましょう!
コインランドリー
洗練されたホテルに、まさかのコインランドリー。連泊する方にはうれしいですね。
アイロンルーム
びっくりするような内装のアイロンルーム。部屋にないのは面倒ですが、使わないのであれば、部屋にはないほうがすっきりします。
コインランドリーやアイロンルーム、さらにはロッカースペースまであるモクシー大阪。おしゃれなだけでなく、設備も整っています。コインランドリーなどがあるとわかっていれば、使い勝手も変わってきますよね。
ミーティングスペース
ホワイトボードにプロジェクター、プリンターなどが準備されています。打ち合わせだけでなく、ちょっとしたセミナーにも使えます。飲食も併せて、ホテルの中で完結できるのはありがたいです。
高速無料WiFi完備
そこそこのレベルのホテルだとWiFi完備は当たり前ですが、このモクシーは速度も遅く感じたことはなかったです。
そして、ラウンジなどでも、コンセントやUSBポートがあるのがうれしいですね。こういう設備になれると、電源やUSBポートがないところに行ったときに不便さを感じます。
チェックアウトは12時
ビジネスマンにとってうれしいのが、チェックアウト時間。
通常、日本のビジネスホテルは10時とか11時。延長料金を払えば12時までありますが、モクシー大阪はふつうで12時。
荷物を置いて、午前中の会議に出て、ホテルに戻ってシャワーを浴びてチェックアウトも可能です。
マリオットの上級会員であれば、レイトチェックアウトもできるので、ビジネスでも余裕で過ごすことができます。
モクシー大阪概要
ホテル情報
モクシー大阪本町は、四天王寺、大阪歴史博物館、道頓堀、ユニバーサル スタジオ、大阪城、心斎橋などの観光スポットや市内の活気あふれるショッピング、お食事、ナイトスポットに近い中心街の好立地にあります。
主なアメニティ
- ビジネスセンター
- フィットネスセンター
- ホテル内のレストラン
- 会議イベントスペース
- 無料高速インターネット
- 高速インターネット (有料)
アメニティ
主なアメニティ
- チェックイン: 03:00 PM
- チェックアウト: 12:00 PM
- 高速インターネットアクセス
- 無料 高速接続:Eメールチェックとウェブ閲覧
- 無料 パブリックエリア
駐車場
施設の詳細
- 11 フロア , 155 部屋 ,
- 1 会議室, 30 総面積 (平方フィート) ミーティングスペース
ホテルサービス&アメニティ
- バリアフリールーム
- パブリックエリア全域禁煙
- フロントデスクの金庫
- ブッフェ朝食、有料 1300.00 JPY
- ホテル内コインランドリー
- ホテル内ランドリー
- ボトル入り飲料水
- 冷暖房
- 客室ごとの室温調節
- 小型冷蔵庫
- 枕: 羽毛
- 毎日のハウスキーピングサービス
- 目覚まし時計
- 移動式ベッド
ビジネスサービス
- ネットワーク/インターネット印刷
- フル装備のビジネスセンター (ホテル内)
- プリンター
モクシー大阪は、ビジネス利用として使えるか?
モクシー大阪は、立地もよく、おしゃれな外観、内装、各種施設に加え、普通のビジネスホテルとは違うので、宿泊自体を楽しめるホテルです。
しかし、普通のサラリーマンなら、効率性重視の大手ビジネスホテルのほうが、安く、快適に過ごすことができると思います。 そもそもビジネスホテルの方が安いです。部屋の中でのくつろぎ度合いは、スリッパやバスタブなど通常の設備がある分、ビジネスホテルに軍配があがりそう。
とはいえ、モクシーは日本のビジネスホテルとは、そもそも考え方から違います。サラリーマンもたまにはこういうホテルに泊まって、頭をリフレッシュするのもいいでしょう。ビジネスシーンで役立つ設備もあり、共用設備を有効活用すると、宿泊メリット大です。
レイトチェックアウトなどさらに有利になるSPGアメックスを使って上級会員のとして宿泊すると元は取れるでしょう。SPGアメックスについては、こちらの記事もご覧ください。